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糸の綿毛展

『糸の綿毛展』を開催させていただきます。
先日の寒波の中ではまるで雪の結晶のように見えた
糸のオブジェ。
展示の頃には日差しも春めいて、
きっと見え方がまた変わっているでしょう。
一本の細い糸は、
編まれたり結ばれたりして姿を現します。
ふわふわの羊毛を縮絨している時にも感じる
「モノ」になる不思議さは
いつでも新鮮な喜びをくれます。
ゆらゆらと揺れ、
そこにソレがなければ
気がつくことのなかった
空気の流れや光。
そうゆうものにふと気がつくと
何とも言えない穏やかな気持ちになるのです。
『糸の綿毛展』
2月24日(金)−3月2日(木)
12:00-18:00
Farmar’s Table
〒150-0022
渋谷区恵比寿南2-8-13 共立電気ビル4F
うたかたの光

『うたかたの光』
2022.5.14-22
プラザノース(埼玉)
ガラス作家の天笠夏美さんとの二人展「うたかたの光」が
さいたま市のプラザノースギャラリーで開催されました。
天笠さんはガラスで作品を制作されています。
制作のテーマが「儚さ、記憶、時間、光と影」というお話をうかがい
一年前から数回の打ち合せを重ね、今回の展覧会を創り上げていきました。
菌類、植物のもつ「たくましさや柔軟さ」をテーマにしている私にとって
「儚さ」というものは少し離れた場所にあったようなものでしたが、
この機会にそんな展覧会もみてみたいなという思い、今回の制作はスタートしました。


手仕事のレースは産業の発展と共に機械の仕事へと変わります。
生き物、文化。
必要とされる環境がないと存在し続けることは困難なのかもしれません。

儚さという視点で見ることで当時気がつかなかった
見え方がありました。

光と影。実と虚。
ガラスの透明さ、光の美しさが際立った作品空間でした。
お越しいただいた皆さまありがとうございました!
神来の興

『神来の興』
takase(埼玉県)
2022.4.29-5.24
takaseさんでの「神来の興」
2回目の参加をさせていただきました。
暮らしの中で変化する光。
風で揺れ、くるりとまわる。
そんな日々の暮らしの中にある
小さな自然の現象を受ける作品にしたいなと制作しました。

しとしとザーザー。
時々ドアから入る風でくるりと舞うよう。
この空間に展示させていただけて作品も気持ちよさそうです。

昨年は念願の実物に会えました。


それぞれ印象の異なる空間に
五名の作家の展示。
自然光の入る美術館のようでした。
景粒−keiryu-
9月8日より恵比寿gallery Malleにて個展を開催させていただきます。
想像していたよりも状況は厳しい日々ですが、
感染対策をしっかりして、展示をさせていただきたいと思います。
山本 彌展「景粒−keiryu-」
小さな粒
小刻みに
絶え間なく動き
景色を抱えて
景色になる
2021.9,8wed.-19sun.
12:00-19:00 月曜休廊
最終日17:ooまで
gallery Malle
渋谷区恵比寿4-10-18 2F
※ギャラリーは移転しました。
以前の場所より5m先路地、角2Fです。
瞬きの詩-matatakinouta-
9月に谷中のHOWHOUSEさんにて個展を開催させていただきます。
初めてのgalleryですが、とても個性的な空間なので、今までとはまた違った雰囲気になると思います。
コロナの状況がその頃どうなっているか分かりませんが、制作はどんな時でも変わりません。
植物菌類を通して生命について想いを馳せる。
これはまた今だからこそ思える考えもあると思っています。
『瞬きの詩-matatakinouta-』
20209.25.fri-10.5 11
潤舟−jyunshu-
『潤舟-junshu-』
7月18日(土)-26日(日)
galleryQUONA(福岡)
潤舟−jyunshu- in gallrey QUINA
7月に福岡のgalleryQUONAさんにて
三年ぶり二度目の個展を開催させていただきます。
山本彌個展
『潤舟-junshu-』
7月18日(土)-26日(日)
@gallery QUONA
果実からの滴り。
古木に息づく小さな森。
濡れた地面に溶けゆく葉。
生命はまるで潤いを抱えた舟のよう。
『神来の興 』in takase
見沼田んぼのそばの自然と都会の間にあるtakaseさん。
オーナーの高瀬さんの企画のテーマや物、作り手への想いは
いつも真摯で、お店に伺うと背筋がすっと伸びるような
凜とした気持ちにさせてくれます。
今回神来の興に参加させて頂くことになりました。
『神来の興』
人はなぜ山に登るのだろう
もしかしたらそれは
原始の世界に触れたいという
衝動からなのかもしれない
土 水 風 光 森の木々
自然の恵みを拝借し神来の興を得て
形作られた創作物は
人によって積まれた石のように我々を導く 「神来の興」
参加作家
川合 優
近藤 亮介
三瓶 祐二
スギサキマサノリ
滝下 達
津田 清和
西別府 久幸
山田 一成
山本 彌
yasuhide ono
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2020.5.2〔土〕- 5.20〔水〕
『秘密の鍵』 gallery樟楠
二月にさいたま市のGallery樟楠の3人展に参加させていただきます。
好きなものを眺めたり お気に入りの装飾具身につけたり
あなたの秘密の鍵と出会ってください。
(Gallery樟楠より)個展ではない三人展ならではの楽しさがみつかると思います。
是非みなさんの秘密の鍵を探しに来てみてください。
今回は初めてワークショップも開催します。
『秘密の鍵』
火·水休み
『引混−inkon-』
虫の声や夕方の空の色が秋になってきました。
9月に三島のsoraにて個展をさせていただきます。
三年前にお声かけいただき、
その間に感じている事思っていることを
作品、制作を通して表現してきました。
今回の展覧会も、
オブジェ、インスタレーションと多岐に発表します。
是非体感していただきたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
『引混-inkon-』
落下する種子
光に向かう蔓の先
萎れゆく花
流れる胞子。
それぞれはそれぞれに何かに引かれ、
ゆっくり世界は混じり合っていく。
山本 彌個展『引混-inkon-』
9月13日(金)-19日(木)
sora
静岡県三島市一番町14-8一番町栄ビル2 階
mishimanosora.com
『均動』−Balance&Motion−
5年ぶりに西荻窪 URESICAさんにて
個展を開催させていただきます。
移動することが困難な植物菌類の作品は
モビールとなって、
ゆっくりと動き出します。
山本彌 個展「均動 -Balance&Motion-」
2018年 11月15日(木)~11月26日(月)
open:12時~20時
*20日(火)休
葉、木の実、菌類、枝、
それぞれ の時を経て
密接に関わり合いながらがらここにいる。
「バランスがとれた」はどういうことだろう。
菌類、植物、昆虫、動物、多くの生き物がそれぞれの活動をし、
互いに影響しあって存在している。
遙か昔の地球が出来たばかりは今とは全く異なる世界で、
そこだから存在できていたというものもあった。
(そこにいたもの達は、そここそバランスのとれた世界だったはずだ)
均衡がとれ存在できているということは実はとても儚いものなのかもしれない。
その中にいると当たり前のこと。
でも今は今しかないということ。
揺れ動くモビール達は、それぞれが動き、
近づいたり離れたりしながら関係を作っている。
私たちの生み出す震動もまた、その中の一つになる。
幻実展Ⅱ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
10月1日より世界の木の実を販売している小林商会さんと
二度目の展示をさせていただきます。
自然の造形との共演をお楽しみください。
世界には様々な魅力的な「実」が存在します。
現実の実、幻の実、美しい実、大きな実、 機能的な実、不思議な実
実は生きるために羽をつけ、トゲをまとい、 動物を誘惑し、火山を待ち・・・・
物言わぬ静かな実は環境という世界を味方に力強く生きています。
日常で接することのない様々な「実」に触れて、
実の不思議さ面白さを感じてもらいたいと思います。
【期間】 2018年10月1日(月)~31日(水)
【場所】三省堂書店池袋本店4階 Naturalis Historia
【営業時間】10:00~22:00