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『自然と美術の標本展』終了いたしました。

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横須賀美術館『自然と美術の標本展』8月21日をもって終了いたしました。

暑い中遠い所お越し頂いた皆さま本当にありがとうございました。

美術館での企画展に参加させていただけたことは、とても貴重な経験ばかりでした。

博物館と美術館の「モノ」をみるという違いはいったいどこにあるのでしょう?

今回の展覧会では、博物館の標本か作家の創作の標本か・・・と
よく見なければ分からなかったり、よく見ても分からなかったり・・・
文字としての解説が少ないため、私たちは自分の目でそれを確認しようと
いろいろな所を観ることになります。

本来世界は分からないことばかりです。
それを情報で知ることはできますが、
それは誰かのものを借りてきているようにも感じます。
生きている時間は限られているので、
そのように情報を得ることは、短い時間で多くの事を知れるという喜びです。

自分で気づき、理解するには時間とエネルギーが必要です。
しかしながらその分、その重みはまた違ったものになるのではないでしょうか。

『自然と美術の標本展』はそんなことをじっくりと考える展覧会でした。

お声かけいただいた美術館の皆さま、
展覧会をさせていただいたギャラリーの皆さま、
そして展覧会に来て応援してくださる皆さま、
このような経験をさせていただき本当にありがとうございました!

2016-08-23 | Posted in BLOGNo Comments » 

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